2014年04月30日

危機管理と機器管理

先日、インターネットエクスプローラの脆弱性が指摘され、

対策パッチが適用されるまでは使用を控えるように・・・

とのニュースが流れました。


ちなみに、上の文章を読んで何を言っているか分かりますか?


簡単に言い換えると、

「ネットを見るために使っているソフトに問題があり、

ウイルスを送り込まれたり、情報を盗まれる可能性がありますので

対策されるまでは使わないでください」

ということです。


これは労務管理の観点からも重要です。

会社のパソコンでウイルス感染や情報漏洩があったらどうしますか?


そう考えたとき、先日のWindowsXPのサポート終了のことも

頭をよぎります。


会社で使っているパソコン(正確にはOS)はWindows8などにしていたとして、

個人で使っているパソコンがXPのままだったら?


これだけ個人のパソコンを業務で使う可能性があるにも関わらず

従業員の皆さんが”使うかもしれない”機器の管理をしていないことが

あまりにも多いのが実態です。


危機管理のための機器管理の重要性がここにあります。


仕事で利用する可能性のある機器(パソコンやスマートフォン)が、

・最新の状態になっているか?

・ウイルス対策を行っているか?

そういった管理(確認)をしないと思わぬところから大きなITトラブルに

巻き込まれることになります。


注意が必要ですね。



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Posted by IT社労士 at 11:11│Comments(0)情報管理
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